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着ぐるみにも種類があります

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着ぐるみには、種類が色々あるのです

着ぐるみの分類方法には、いくつかあります。ひとつは「表現ジャンル」による分類、もうひとつは「構造」による分類です。

■表現ジャンルによる分類
1.公的機関・企業キャラクター 警察や消防、お役所関係、企業キャラクターなど、大変多くのキャラクターが存在しています。当社の製作実績として一番多いジャンルです。 一般の方が演じることが多いので、できるだけ軽量で使いやすいものが求められています。近年では、収納がしやすく軽量で、涼しい為、エア構造の着ぐるみが大変注目を浴びています。

2.映画等のキャラクター 怪獣やヒーロー物のキャラクターです。映像の為のキャラクターですから、見栄えが最優先され、ラバー素材を使用したり、快適性などはあまり考慮されていないケースが多いです。クローズアップ用のマスクと遠景用のマスクなど、通常、複数種が作られ、シーンよって使い分けがされています。

3.その他キャラクター 美少女のマスクを被ったものや、獣形といわれるマニア系の着ぐるみもあります。かなりマニアックながら、愛好者が多いようです。自作する人が多いのもこのジャンルの特徴です。

■構造による分類 厳密には、頭部とボディ、靴など部位により、構造が異なります。が、ここでは主に頭部構造による分類を致します。

1.発泡スチロールベース+生地貼り 最も古典的な構造です。簡便な為、比較的短期間に製作でき、安価であるのが特徴です。ます。但し、素材として耐久性があまりない為、構造としてはあまり強くなく、メンテナンス性も良くないため、長期にわたって使用するのは、お勧めできません。 短期間のイベント使用に向いている構造です。

2.樹脂素材+生地貼り 樹脂素材も様々ありますが、大まかには、a.「硬質ウレタンを積層し、削りだす方法」と、b.「発泡スチロール原型から、ポリエチレン樹脂等で型を取る方法」の2つがあります。a.の方法は、発砲スチロールベースの構造に似た工法です。材質の違いで耐久性は勝りますが、比較的重く、快適な装着感とは言えないものも多いようです。b.の方法は、原型を製作し型を取る方法ですので、複製が簡単にでき、構造体として堅牢で、肉厚が2cm程度で済むため、内部空間が広く快適です。この工法が現時点では、一番バランスがとれた工法ではないでしょうか。

3.FRPベース+生地貼り(塗装仕上げ) FRPとは、Fiber Reinforced Plastics の略で、Fiber=繊維、Reinforced=強化された、 Plastics=プラスチックのことです。つるつるとした肌感を出したり、高硬度を要する部位に使用します。繊維をガラスクロスからカーボン等に変更すると比較的、軽く制作することも可能ですが、一般的に高価になりますので、コストパフォーマンスではやや劣ります。

4.ラバー素材+塗装 怪獣ものなどに一般的に使用されるものです。ラバー素材をベースに塗り、塗装を施すことで、爬虫類系の肌質感を表現できます。怪獣ものは激しく動きますので、よくラバーが切れることがあり、メンテナンスは頻繁に行う必要があります。特殊な工法の一つです。

5.針金+メッシュ+生地 海外の着ぐるみに見られる構造です。肉厚が薄くできるため、顔にフィットした面などに利用されるケースも多いようです。海外の資料に当たるとメジャーな工法の一つとして紹介されています。

上記以外の分類方法もあろうかと思いますが、当社なりの種類分類です。ご参考になればと思います。